「深刻な町財政と医療問題」
 【No.691】 2008年8月3日発行
 さて、8月1日から函館港まつりが始まりました。
残念ながら2日と3日の「ワッショイはこだて」は雨のため、
明日4日に延期となってしまいましたが、
様々な催しが函館市内各所で5日まで繰り広げられます。

夏祭りは函館だけに限らず、江差町の「姥神大神宮まつり」や
知内町の「サマーカーニバル」など管内の各地域で
短い夏を惜しむかのように一斉に開催されます。
しかし、露店や飲食店の賑わいなど心なしか例年の夏祭りと違い、
祭だからと言って心から楽しめなくなっているようにも感じられます。

 6月から7月にかけ、地域医療を守る渡島地域対策委員会と
各地区連合の主催による「医療を考える住民の集い」が
松前町・長万部町・森町の3ヶ所で開催されました。

「町から病院が無くなるかも知れない」そこに住む住民にとっては、
まさに命に関わる問題だけに住民の方々の関心は高く、
各会場とも大勢の皆様に参加して頂きました。
全ての集会で講師を務めた逢坂誠二衆議院議員は
「総務省が発表した自治体病院のガイドラインや財政健全化法について、
さらに北海道が進めようとしている病院の連携構想と、
これらによって地域の病院がどうなるのか」などについて講演しました。
参加者からは、病院存続を望む声が相次ぎ、
子供を持つ母親としての不安や、
町の財政状況と今後の見通しになどついて意見が寄せられました。

小泉政権から始まった交付税の削減により町財政は深刻な状況に追い込まれ、
ここでも住民は生活と将来の不安を訴えています。
 こうした中で、高橋はるみ北海道知事は
北海道町村会など地方4団体や多くの道民の声を無視し、
6月28日に支庁制度改革関連条例を強行採決し、
地域を切り捨てようとしています。

先週30日には札幌で小沢一郎民主党代表が濱谷江差町長などと会談し、
支庁再編の問題点や支庁存続を求める訴えを聞き、
小沢代表は「地方切り捨てとなる手法は、改革とは呼べない」
と民主党北海道連合が反対する方針に理解を示しました。

 さて、福田康夫首相は1日内閣改造を行い、
福田政権の浮揚を図ろうとしていますが、
国民が求めているのは内閣改造ではなく、
解散によって政治の在り方を根本的に改めることです。
もはや、内閣改造などによる擬似政権交代で国民の目を欺くことは許されません。
原油高騰に苦しむ農業、漁業、バスやトラックなどの運輸関係者。
後期高齢者医療制度で負担増に苦しむ高齢者。
使い捨てにされるパートやアルバイトの若者。
交付税の削減により、崩壊の崖っぷちに追い込まれた地方の町村。
政権交代があるのみです。
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