![]() |
| 「全国の漁業者が悲鳴を上げています」 |
| 【No.688】 2008年6月22日発行 |
| さて、第169通常国会は会期を6日間延長し 昨日の21日に閉会しました。 民主・社民・国民新党の野党3党は11日、 参議院へ福田康夫首相に対する問責決議案を提出し、 福田首相へ衆議院の解散・総選挙か内閣総辞職を強く求め、 参議院本会議で共産党を含む全野党の賛成多数で可決しました。 しかし、福田首相は逆に12日には衆議院で自民公明の数に力にものを言わせ、 内閣信任決議案を可決しました。 本来であれば首相は問責決議が可決された時点で 衆議院の解散・総選挙で国民に信を問うべきです。 前回2005年の選挙から3年近くが経過し、 しかもその間に首相が二人交代しました。 今国会では後期高齢者医療制度や道路特定財源など 国民生活に直結する政策課題が対立したにもかかわらず、 国民は政権を直接審判する機会が与えられていません。 菅直人民主党代表代行は第169通常国会を振り返り 「従来とは全く違ったかたちの国会となった。 官僚たちは自分の都合の悪い情報や資料を隠蔽し、 資料を要求しても無視したまま与党の賛成で法案は 衆参両院を通過させる例が多かったが、 少なくとも参議院で我が党をはじめ野党の賛成なくしては 法案が通過しないため、薬害肝炎、年金、後期高齢者医療制度など、 国民の皆さんからみて当然と思われる資料が表に出てきている。 官僚内閣制を打ち破っていく最も大きな武器は官僚が独占して 情報を出さないでいるという状況を壊すことが最も効果的。 そのことが大きく前進した国会だった」と述べ、 また「税金の無駄遣いを放置したまま消費税引き上げを進めようとする 福田内閣を支持するのか、 それとも税金の無駄遣いを徹底的に表に出すことによって 必要な財源の多くをその中から捻出していく民主党の考え方を支持して頂けるのか、 そういう総選挙に出来るだけ早く持って行くために全力をあげたい」 と解散総選挙に追い込んで行く決意を示しました。 ところで、原油価格の高騰で道南をはじめ 全国の漁業者が悲鳴を上げています。 18・19の両日、全国のイカ釣り漁船が一斉休業しました。 イカ釣り漁業者は「出漁すればするほど赤字がかさむ状態。 このままでは廃業するしか道はない。 オイルショックの時でも将来に希望は持てたが、今はそれがない。 自助努力ももう限界だ」 と出口の見えない燃料高騰に不安やいらだちを募らせています。 新鮮なイカは観光地・函館の看板ですが、 函館朝市の鮮魚店では「半世紀近く商売をやっているが、 天候以外の原因でイカが入らないのは初めて」と話しています。 また、函館を中心に約100社を数える水産加工業者にとっても、 工場の光熱費や段ボールなどの資材の高騰に加え、 イカゴロの処理費用が前年度の2倍に上がるなど、 原油高の高騰が経営を圧迫しています。 民主党は昨年12月、若林農水大臣に 漁業用燃油の高騰に対する緊急対策の申し入れをしましたが、 17日全国漁業協同組合連合会などからヒアリングを行い、 漁業用燃油の高騰に対する当面の緊急措置と今後の恒久措置について、 改めて早期に関係法案を国会へ提出することにしました。 |
![]() |
| ネットメッセージ15へ |